サンドブラストとは

サンドブラストとは? サンドブラスト(sandblasting)とは、表面に砂などの研磨材を吹き付ける加工法のことで、1870年に船舶のサビ取りのためにアメリカ合衆国で考案されました。 主にコンプレッサーによる圧縮空気に研磨材を混ぜて吹き付けますが、細かい部品の加工には、より大量の研磨材を効率良く吹き付けるために「サンドブラスター」という作業機器の中で加工します。

サンドブラストとアキツ産業

アキツ産業株式会社では、1975年に、特に金属の表面処理に採用されていたサンドブラストに着目し、ガラス・木工・陶磁器・石材等の彫刻技法を開発しました。その後、装置と技術を多数の企業に提供してきました。 現在では類似する装置が各社より開発され、サンドブラスト技法によるガラス工芸は日本国内はもとより、世界各国へ広がりをみせています。

サンドブラスト技法とエッチング技法

サンドブラスト技法とエッチング技法は根本的に異なります。

 

【サンドブラスト技法】

ガラス器材をマスキングテープなどで覆い、彫り込む部分のテープを剥がし、圧縮空気の圧力で研磨剤粒子を吹き付けて凹凸の彫りを自在に表現する彫刻加工法です。

 

【エッチング技法】

ガラス器材を耐酸皮膜で覆い、彫り込む部分の皮膜を除去し、フッ化水素酸と硫酸の混合液に浸して凹凸の彫りを表現する加工法で、一般向きではありません。


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